2020-01-01から1年間の記事一覧
以前、飲食店でアルバイトをしていたことがあります。 ある日、ガテン系のおじさんが定食を注文して、 手を合わせて「いただきます」と言ったときに「かわいい」と感じました。 ギャップ萌というのか、おじさんが、一人で、きちんと挨拶をしている、 という…
これまで、鳥取砂丘に2回行ったことがあります。 正面入り口というか、一番人がたくさんいるところというか、 バス停「鳥取砂丘」のそばから入ったのが最初。 2回目はそこからちょっと離れた、防風林から。 松林の中には人もほとんどいなくて、砂の上を歩い…
乗用車について、ほとんど知識がありません。 車のメーカーを知らない、分類を知らない、 最寄りのガソリンスタンドがどこにあるかは知っていても、 ハイオクとレギュラーがどう違うのかを知らない。 知識がないとどうなるかというと、 車について解像度が低…
10年ひとむかし、というならふたむかし前のころ。 「中居正広のボクらはみんな生きている」というTV番組がありました。 動物をメインにしたクイズ番組で、 そこでフクロウについての問題が出ていたのを覚えています。 Q.暗い中でも、フクロウやミミズクが木…
初めて静岡を知ったのはちびまる子ちゃんで、 春日部を知ったのはクレヨンしんちゃんで、 北海道を形作ったのは動物のお医者さんです。 どれも小学生のときに読んだものなので、 つくづく最初に読んだものは、印象に残るものだと思います。 佐々木倫子「動物…
ようやく涼しくなってきたこのごろ、 おいしいお酒と食事の本を紹介します。 北森鴻「蛍坂」 「この街で、オレを待ってくれる人はもう誰もいない」 戦場カメラマンを目指すため、恋人・奈津実と別れた螢坂。 16年ぶりに戻ってきた有坂祐二は、その近くのビア…
飼ったことはないけど、犬が近くにいるのもいいな~。 そう思えるのは、言葉を尽くしてくれる人がいるからだと思います。 犬のよさについて。犬の見ているものについて。 今日は犬と、映画が出てくる本を紹介します。 犬なくして映画は語れない! 映画と犬好…
最近このページを見つけて、おもしろく読みました。 人間と鳥の特別な関係について書かれています。 鳥の利用 | 人と鳥の文化誌 細川博昭 | web春秋 はるとあき 今日は鳥の中でも、 鳥の羽根を中心にした写真集を紹介します。 藤井幹「世界の美しき鳥の羽根…
松本救助「ブタが好きすぎてハンガリーの国賓に選ばれました」 くるくる巻き毛のブタが、ハンガリーでは「食べられる国宝」!? ブタ大好きの漫画家が、ブタのマンガを描いたら、なぜか国賓としてハンガリーに招待されることに! イケメン首相にキスの挨拶を…
5年ほど前に住んでいたところは、 すぐ近くにお寺があり、 ときどきお線香の香りが漂ってきました。 家からちょっと歩けば着くような場所にお墓があると、 お盆以外の時でもお参りがしやすそうだと思いました。 そんなお墓参りの中でも、 「文豪や武将など、…
以前モスバーガーに行ったとき、 レジでこんなものが売っていました。 www.1101.com たまたまその日はカレーが残っていたので、一袋買ってみました。 夕食にいつもの皿にごはんを盛って、カレーをかけて、 これもふりかける。 一口食べて、驚きました。 辛く…
霜島けい「のっぺら あやかし同心捕物控」 南町奉行所定町廻り同心の柏木千太郎は、腕が立ち情に篤く正義感にあふれた江戸の人気者。――ところが、一つだけ変わったところが。彼には、顔がない。つまり、のっぺらぼうなのだ! 不器用だが心優しい同僚の片桐正…
小説でも日記でも、100年以上前の人が書いたものに 親しみと共感をもつときがあれば、 ちょっとわかんないな・・と首を傾げるときもあります。 それは、今出版されている作品と同じように。 明治・大正時代の作家はもちろん、 今でもいろんな作家が俳句を…
休館していた美術館も、あちこちで再会してきました。 でも私の行きたかった大原美術館は、空調工事を行うため 8月すぎまで休館する模様。今年のうちに行けたらいいなあ。 その代わりに、というのも何ですが 今日は美術館ではたらく人の本を紹介します。 宇…
江國香織 「流しのしたの骨」の語り手である 大学生のこと子は折り紙が好きです。 はじめて作るものでも、やりかたを丁寧になぞっていけば できあがるところが好き、と言っていました。 私にとってのそういうものは切り絵だと思います。 1から作品を作れる…
ここ数年は旅行のついでに、とか 企画展目当てに、と言うことが多く、 その建物に何度となく足を運ぶ、ということはぐっと少なくなりました。 博物館の話です。 美術館でも、図書館でも、何かのついでに行ける距離にあるというのは いいもので、何度も通うた…
吉本ばなな「切なくそして幸せな、タピオカの夢」 著者と父親の、そして著者と息子の、家族と食事についてのエッセイです。 まず台湾の読者向けに書き下ろされ、 そのあとに日本でも発売された本なんだとか。 知らない人との距離が縮まり、一緒にいても緊張…
さて、新年度最初の更新です。 運動会とか体育の授業とかで、走ることはこれまでも それなりにありましたが、それを「楽しい」と思ったことは ほとんどなかったように思います。 苦しくて口で息をしてしまい喉が痛くなる。 脇腹が痛くなる。汗が吹き出る。 …
私が小学生の時、休日の夕方はいつもTVで相撲が流れていました。 なので力士はテレビの人、という認識が強かったのか 両国に行ったときに、自転車に乗っているのを見たときは驚きました。 お相撲さんも普通に生活して、暮らしているんですよね。 あたりまえ…
吸血鬼が登場する小説を読んだのは、 赤川次郎がはじめてだったのではないかと思います。 そう、「吸血鬼はお年ごろ」でした。 吸血鬼と人間のハーフであるエリカと、その父親フォン・クロロックが メインとなって怪奇な事件を解決していく・・・というもの…
屋久島の森というのは一つの楽器のような、 あるいは動物や植物や昆虫が音を出しているオーケストラのようなものです。 山極寿一・小川洋子「ゴリラの森・言葉の海」 山極寿一は霊長類についての世界的権威。 屋久島でも研究を行っていたそうです。 tabisuru…
奥泉光といとうせいこうが、夏目漱石の小説について語り合う 「漱石漫談」の中で、「我輩は猫である」は猫と人との ディスコミュニケーションなんだ、という話をしていました。 猫の我輩はいろんなことを考えているんだけど、 周りの人はそんなこと思っても…
オランダの正式名称が、ネーデルラントとなったそうです。 知らなかった・・・ ネーデルラントが正式「オランダは国名ではない」と政府が宣言 - ライブドアニュース 日本とも何かと縁の深いオランダですが、 私の中のチューリップと風車というイメージから …
栃木県の小山駅近くに、猫のいる古本屋がありました。 個人でやっているような小さなお店で、 猫はおとなしくレジの近くに座っていたり、 本棚の間を歩いたりしていました。 新年最初の記事は、書店と猫について書かれた本を紹介します。 アネカワユウコ「猫…