日本科学未来館で10月18日まで行われている
「デザインあ」展を見に行きました。
ここではお弁当に入った梅干しの気持ちを知ることも、
デッサンをしてみることも、歯車となって回りながら通路を進むことも、
四方を囲むスクリーンに映し出される映像と音に
全身を包まれながら聞き入ることもできます。
見ることも、聞くことも、手を動かすこともできて、
たっぷり遊べる展示です。
なので、今日はここに関する本を紹介します。
1つ1つがぼろぼろとはがれていく発砲スチロール、
つるつるになるマトリョーシカ、
網目がずるりとはずれるメロン・・・
「ものをバラバラにして、パーツをきれいに並べることでみつかる発見」
は、意識さえしなかったことを見せてくれます。
玉ねぎとマトリョーシカは、同じ構造だということとか。
私が「デザインあ」について知った本でもあります。
「デザインあ」の「あ」は、
驚きの「あっ」であり、はじまりの「あ」。
ということを、プロデューサーの方がインタビューで話していました。
楽しい驚きと、観察を形にすることで世界を見る目が変わります。