「こんがり、パン」を読んで、
これまで食べてきたいろんなパンが頭によみがえってきたので、
今日はパンが出てくる本を紹介します。
甘いものが大好きなおじいちゃん。食パンに、毎日ジャムやマシュマロなどの甘いものを塗って食べています。その甘いパンを楽しみにしているのが、まごの「ちびすけ」。このちびすけの成長を、食パンレシピと共につづります。コミック『ごはんのおとも』で累計10万部のヒットを生んだ新進気鋭の作家、たな、初の絵本作品です。
ページをめくるごとに小さな子が大きくなっていき、書く字が変わって、
食べる量も増えていって、という変化が楽しいです。
焼いたマシュマロとか、あんこときなことか、
パンと合わせたらどんな風になるんだろうと自分でも試してみたくなりました。
同じ出版社、PIE Internationalから、もう一冊。
ヨーロッパ、アジア、日本まで。世界のパンの「美しさ」「かわいさ」を通じて、パンにこめられた文化的な背景を写真とイラストで楽しく伝えます。ご紹介する世界の代表的なパンは、都内近郊で購入できるものが中心。パン屋巡りの参考書としてもご活用いただけます。
酵母が違い、粉が違い、作り方が違えば当然、
出来上がるものも違ってくるというのをまざまざと感じました。
国の名前をつけたパンだと、フランスパンが有名ですが
デニッシュもデンマークという意味なんですね。
しょっぱいパン、甘いパン、饅頭や花巻。
なじみのあるものから、ないものまでいろんなパンを見ることができます。
今回は、カリャランピーラッカというフィンランドのパンが気になりました。
牛乳がゆを生地で包んで蒸し焼きにしたそうですが、味が想像できない。
やわらかくてやさしい味だということなので、機会があれば食べてみたいところです。