先日、南青山の「TOBICHI」に行ってきました。
ここは、ほぼ日刊イトイ新聞の
「店舗でありギャラリーでありイベント会場でもある」
おもしろい場所なのですが、
そこでヒグチユウコさんの原画展が行われていたのです。
初回限定版 BABEL Higuchi Yuko Artworks
- 作者: ヒグチユウコ
- 出版社/メーカー: グラフィック社
- 発売日: 2017/05/01
- メディア: 単行本
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たまたまTwitterで見て、これはいいものだと思ったのですが
本当に、とても素敵な時間を過ごせました。
鼻がくっつきそうになるくらい絵に近づいて、隅から隅まで
観察したくなってきて、見ている間ずっと
「うっわあ、うわーうわー・・・」と感嘆の吐息が出ていました。
ほぼ日サイトでも、イベントの記念にと
対談「ヒグチユウコさんの世界。」が行われていたのですが
それもまたおもしろいものでした。ボリュームたっぷり。
その中で、「異形のものたちと、異形の人たちに対する平等なまなざし」
がある・・・と言う言葉が印象に残りました。
頭はネコで両腕が蛇で下半身がタコのような生きものがいたり、
1つ目に腕が6本、足はないひとつめちゃんが世界を闊歩したり、
少女がワニに恋したり。
あなたを知りたくなる。
すきなものをすきになる。
知ってもらいたくなる。
こころがあたたかくなる・・・
「すき」という気持ちを描いた、愛にあふれた絵本です。
これからも、ヒグチユウコさんの絵を見つめたくなりました。