アイスクリームなら冬でも売っているし、おいしく食べられるけど
かき氷は夏限定、という気がします。
今年もかき氷のおいしくなる季節がやってきました。
蒼井優が、こんなにかき氷が好きだったとは知りませんでした。
おいしそうな笑顔も、山になったかき氷の写真も、とってもフォトジェニック。
この本では、日光にあるという、天然氷を作る氷室見学もしていました。
すき通った氷がきれいで、
これでつくったかき氷はどんなにおいしいんだろうと思いました。
紹介されているお店は、東京、名古屋、京都、沖縄、台湾やハワイまで。
しろくまが食べたくなりました。
100年近い時間をまたいでのエッセイ・アンソロジー。
アイスクリーム、クリームソーダ、カルピス、ところてん、麦茶、水ようかん・・・
と、冷たく甘いお菓子についての文がつまっています。
「食べる」というものは、ただ食物を摂取するというだけではなく
思い出を味わうものでもあるのだと思いました。
印象に残ったのは、
馳星周のマンゴープリンを初めて食べたときの話や、
酒井順子のゼリーの食感について書いているものなど。
いろんな人の文章に触れられるのが、アンソロジーのいいところですね。
それから、氷菓子といえば。
- 作者: 米澤穂信,上杉久代,清水厚
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2001/10/28
- メディア: 文庫
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これ、私が主人公と同じ、高校生くらいのときにはピンとこなかったんですけど、
それから5年くらいたって、おもしろいって思えるようになりました。
新刊「いまさら翼といわれても」も、早く読みたいです。