(試し読みあります)
東京の会社を辞め、地元平塚にUターンしてきた川島美伽と、
ライオンのあだ名を持つ友人、生野エルザ。
元同級生の二人は、息が合っていたりズレていたり・・・・・・
お互いに振り回したり振り回されたりしながら
湘南の片隅で起こる事件に挑みます。
湘南ひらつか七夕まつりや老郷(ラオシャン)の酢タンメン、
駅ビルのラスカなど、描写されているところは実際にあるようなので、
平塚に住んでいる人ならピンとくるのではないでしょうか。
そんな愉快なコンビが、新横浜にも現れました。
吸血鬼が人間と共存したり混乱させたりしている世界の新横浜で、
吸血鬼ハンター・ロナルドと、
ひょんなことからコンビを組むことになった吸血鬼のドラルク。
基本的には一話完結のコメディなので読みやすいです。
ここでの「吸血鬼」は「動物」と同じくらいの幅広いくくりなので、
人間に近かったり動物や道具がなったりと、
いろんな吸血鬼が登場します。
2019年8月末から、作者の体調不良で休載が続いていますが・・・
復活を待っています。
人とそうではないものが共存している、といえば
鎌倉には、明治時代以降から多くの文学者が訪れていたそうで、
鎌倉文学館のHPによれば、ゆかりの人物は300人を越えているとか。
そんな鎌倉を舞台にしたこの漫画は、ファンタジーをベースに
ミステリー、SF、恋愛と
いろんな要素が入った話が楽しめます。