新しい発見をするたびに、情報は多様に変化していく。
秘密を解き明かすたびに、これまでのことが違っていた
ことに気づかされる。
だから、これまでに学んでいたことの上に学ぶのである。
- 作者: 西田賢司,ナショナルジオグラフィック
- 出版社/メーカー: 日経ナショナルジオグラフィック社
- 発売日: 2015/07/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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著者は、未知の昆虫を探して研究を行う
「探検昆虫学者」として
中米コスタリカの森で研究を行っている人です。
この本は、そんなコスタリカで生きている
昆虫を紹介する写真集なのですが、これがまあ・・・すごい。
日本では見たことも、想像もしないような形や大きさ、生態や姿。
なにがどうしてそうなった、という不思議な気分は、これが
センス・オブ・ワンダーというものなのでしょうか。
で、こちらは日本での写真です。
アリの視点、つまり地上3ミリほどの高さから世界は。
タンポポの綿毛が見上げるほど大きく、
抜け殻の中からみる向こう側が奇妙にぼやけて、
霜柱は氷河になる。
それでも空は同じように青くて、背景は鮮明で、
だんだん大きいと小さいの感覚が曖昧になっていきました。