唐桃の読んだもの。

読んできた本や漫画を、徒然に紹介していきます。

スパイス・ハーブについて書かれた本を読みました。 こいしゆうか・印度カリー子「私でもスパイスカレー作れました!」、青木幸子「ぴりふわつーん」、大田垣晴子「うちの香草 育てる 食べる 薬味とハーブ18種 」

以前モスバーガーに行ったとき、

レジでこんなものが売っていました。

www.1101.com

たまたまその日はカレーが残っていたので、一袋買ってみました。

夕食にいつもの皿にごはんを盛って、カレーをかけて、

これもふりかける。

一口食べて、驚きました。

辛くなったわけではありません。

味がくっきりするというのか、際立つというのか、

とにかくいつものカレーとは違う。

 調味料ではない、香辛料の力というものを感じました。

 今回は、そんなスパイスについてかかれた本を紹介します。

 

私でもスパイスカレー作れました!

  こいしゆうか・印度カリー子「私でもスパイスカレー作れました!」

 

クミン、コリアンダーターメリック

この3つを使って作るカレーは、ルーを使うカレーとは一味違います。

具体的には、リンク先の調理会レポートにくわしいのですが、

一言でいえば本格っぽい味になりました。

currynews.net強火で10分も玉ねぎをいためていいの?

と、最初はおろおろしましたがまったく問題はありませんでした。

「カレーライスはどこから来たのか」(水野仁輔)によれば、

老舗カレー専門店「デリー」のカシミールカレーは、

90%の水分を飛ばすそうです。

それに比べればかわいいものですね。

しっかり炒めることでコクを出し、

スパイスで香りをつけ、味を変えるのは塩。

いろんな具を入れないほうがいいカレーです。

 

ここで使うのは、乾燥させたスパイスですが

乾燥させる前のスパイスについてはこちらが楽しかったです。

ぴりふわつーん 1 柚子・黒胡椒・生姜のごちそう (芳文社コミックス)

青木幸子「ぴりふわつーん」

ほんの少しでいつものメニューが見ちがえる、スパイス&ハーブの魔術をひもとくグルメ漫画の新境地! ぴりりと辛く、ふわっと香り、つーんとしみる…小さいけれどニクいやつ。見なれたメニューを格上げする秘策はスパイス&ハーブにあり! 「香りカプセル」搭載の柚子、「香辛料の王」黒胡椒、「柑橘」と相性良しな生姜。身近に思えて意外と知らない「名脇役」の世界をご案内します。

 

香辛料の魔術師見習い、柚子原香が

スパイス料理と一緒に悩みも解決してくれます。

ほんの少し加えることで変わる、食事の楽しさ。

残念なのは、知ったときにはもう連載終了していたところ。

気づいたら、手紙の一つも書きましたのに。

 

そんなスパイスを育てているのは、こちら。

レシピの紹介もしています。

うちの香草 育てる 食べる 薬味とハーブ18種

大田垣 晴子「うちの香草 育てる 食べる 薬味とハーブ18種 」

 

たしかに最初はうまくいかなかったし、決して楽とはいえない。
しかし、いまやたくさんの薬味やハーブを自宅(うち)のベランダで育てて食べている画文家・大田垣晴子が「香草生活」を描いたコミックエッセイ。

大田垣が実践した18種類の香草の育て方や食べ方(レシピ)の紹介のほか、達人(プロ)の方々に聞いた、ワンランク上の情報もアリ!
その他、香草の増やし方、虫や病気への対処法、保存方法など、
香草のことをゼロからまるっと学べるので初心者の方でも安心です。

おいしいし、健康的なので食べたい。でも意外と高価なのに日持ちしない。
そんな香草(薬味やハーブ)がうちにある、ちょっといい生活はじめませんか?

 

育てるプロではないからの親しみと根気強さ、

手描き文字とイラストで香草の違いもわかります

飯能にある、生活の木 薬香草園も紹介されていました。

この本を読むまで知らなかったのですが、

生活の木というのはハーブとアロマセラピーの専門店。

ファンも多いようです。

一度行ってみたいですね~。