私が小学生の時、休日の夕方はいつもTVで相撲が流れていました。
なので力士はテレビの人、という認識が強かったのか
両国に行ったときに、自転車に乗っているのを見たときは驚きました。
お相撲さんも普通に生活して、暮らしているんですよね。
あたりまえのことなんですけど・・・
最近は無観客相撲が行われており、また違った雰囲気があります。
今日は、そんな相撲や力士の出てくる本を紹介します。
ここの看板猫が、表紙のモルちゃんです。
稽古に立ち会ったり、オヤツをもらっていたりする姿や、
もう一匹の猫、人見知りのムギちゃんとのかわいさもさることながら、
力士の様子も多く収録されており、
汗にびっしょり濡れた背中や、昼寝しているところなど、
相撲部屋の日常を垣間見た気分になります。
また、相撲用語の説明もあり、
そこで「猫缶」という言葉が紹介されていました。
手も足も出ないことを言うそうです。
そうして、長く見ていれば好みも生まれてきます。
この本では、相撲好きなOLである著者が、
相撲に関連するいろんな場所を取材します。
生観戦の楽しさ、朝稽古の様子とその激しさ、普段の生活や
そこで働く人についてのページもあって、と興味深く読みました。
バックヤードツアーや両国の街歩きなども楽しめます。
漫画「すもうねこ」も、一緒にどうぞ。
力士でも行事でもない、多様な仕事を行う
「呼出し」 についても描かれており、
そういえば中村明日美子の漫画でもあったな、と思い出しました。
中村明日美子「呼び出し」
morningmanga.comただ、これはおもしろそうだと思っていたところで休載中・・・
再開が待ち遠しいです。