唐桃の読んだもの。

読んできた本や漫画を、徒然に紹介していきます。

カエルに興味がわいてくる本を読みました。~草野心平「蛙のうた」、松橋利光・高岡昌江「ずら~りカエル ならべてみると・・・」、高山ビッキ「かえるる カエルLOVE111」

るてえる びる もれとりり がいく。

ぐう であとびん むはありんく るてえる。

 

ではじまる詩を知ったのは、

北村薫の「スキップ」ででした。

 それが草野心平と結びついたのは、ずっとあとのことです。

 

蛙のうた―草野心平詩集 (美しい日本の詩歌)

この福島生まれの詩人は、

カエルを題材とした詩をたくさん書いているのです。

最近読んでおもしろかったので、

今日はカエルについて書かれた本を紹介します。

 

学生のころは、ちょっと自転車をこいでいると、

道の左右に田んぼが広がっていました。

だからカエルの鳴き声を聞いたことはよくあるし、

浴室のガラスに小さいのがひっついていたこともあるのですが、

こんなにたくさんのカエルが、日本にいるとは知りませんでした。

ずらーりカエル ならべてみると…

日本に生息する43種類のカエルが、大集合。

足や目など、

それぞれの違いも比べられるようになっています。

 

また違ったかたちで、カエルの魅力を教えてくれるのは、こちら。

かえるる カエルLOVE111

 基礎知識からはじまり、

カエル好きな人々、いわゆるカエラーやカエルグッズ、

鳥獣戯画に描かれたトノサマガエルや

(兎を投げ飛ばしているやつです)

文化史など、「意外痛快愉快、そして不可解」なカエルについて

楽しみながら知ることができます。