それにちなんで今日は妖怪の本を紹介します。
この本では著者が生物学者なだけに、語られる理論は説得力満載で
一つの生き物としての妖怪がしっかりとイメージされます。
ろくろ首の首がのびるなら、その仕組みはどうなっているのか。
ゴムのようにのびるのか? それともじゃばら状になっているのか?
人魚やケンタウロスのような生き物は、人間部分とそれ以外の部分が
どのようにつながっているのか?
妖怪の生態について、現代の知識を使って解析していく一冊です。
プロが本気でつく嘘は、おもしろい。
こちらは、70以上の妖怪を紹介するコミックエッセイ。
生活の中にある不思議と妖怪を結びつけて描いています。
すぐそばにある怪。
京極夏彦との関連で言えば、小説にも取り上げられていた
姑獲鳥や塗仏、五位の光なども登場していますよ。