唐桃の読んだもの。

読んできた本や漫画を、徒然に紹介していきます。

きのこについての本を読みました。

きのこって、いいですね。

食べておいしいのはもちろん、じっくり見るとフォトジェニックで、

作り物のような感じもします。

 

とくに、スーパーではほとんど見ないようなきのこなら、尚更です。

 

少女系きのこ図鑑

少女系きのこ図鑑

 

 この本は、著者が卒業製作として作ったものがもとになっているそうです。

やわらかな色で描かれたきのこと、そこに寄り添う少女。

少女ときのこ、というか少女がきのこ。

きのこをモデルにした傘やスカートは、実際にあるのではないかと思いました。

 

光るキノコと夜の森

光るキノコと夜の森

 

夜に光る生き物といえば、ホタルがまずあげられますが

光るきのこも、思ったよりたくさんの種類があるものです。

 

ブナの木に群生するツキヨタケ、やんばるのホシノヒカリタケ、

れんこんのような、穴が開いているかたちがおもしろいエナシラッシタケ・・・

でも、写真と実際に見るのでは違いがあるようで・・・

写真が良いほど、実際に目で見たときの光はどのようなものなのだろうと思います。

 

世界の美しいきのこ

世界の美しいきのこ

 

 

世界各国の、きのこのフォトジェニックさを感じられます。

どうしてこんなかたちなのだろう、という不思議さと、

そこはかとない不気味さ。

色で言えば、ベニヒガサの赤、ドクツルタケの白、タマゴタケの黄色。

形で言えば、砂糖菓子のようなシロホウライタケや、ぶわっと傘が広がるハナビラタケ・・・

 

きのこの世界も奥が深い。

いずれ、きのこ狩りにも挑戦してみたいものです。