唐桃の読んだもの。

読んできた本や漫画を、徒然に紹介していきます。

海が印象的な本を読みました。

海は、いいですね・・・

私の勤務場所が海の近くにあるので、窓から外を見ると

船がゆっくり横切っていったり

風の強い日には波がちらちら白く見えたりします。

怖いけど、好き。

で、海について印象に残る本といえば、まずはこれ。

 

漂流物

漂流物

 

少年が浜辺に打ち上げられた、古いカメラを見つけます。

中のフィルムを現像してみると、そこに写っていたものは・・・

驚くべき海の世界と細かな描き込み、そして大いなる時間の流れ。

そんなものまで感じさせる、字のない絵本です。

 

 食べる方向なら、これ。

深海魚のレシピ: 釣って、拾って、食ってみた

深海魚のレシピ: 釣って、拾って、食ってみた

 

タイトルどおりの内容で、著者があちこちで深海魚を釣っては

なるべくおいしく食べる・・・というものなのですが、一匹一匹の魚から

「生き物の面白さ」がひしひしと伝わってきます。

見たことのない生き物を間近で観察して、解体して、おいしさを探し当てる過程が

宝探しをしているような気分になります。

そして、私たちも気づかない間に深海魚を食べているようですよ・・・!

 

 海の漫画なら、これ。

海獣の子供 1 (IKKI COMIX)

海獣の子供 1 (IKKI COMIX)

 

 「リトル・フォレスト」も、「魔女」も、今連載中の「ディザインズ」も、

一コマ一コマ大事に読みたい漫画です。