唐桃の読んだもの。

読んできた本や漫画を、徒然に紹介していきます。

村上春樹

アメリカを横断する本を読みました。~山本あり「アメリカ横断我ら夫婦ふたり旅 14days」、鈴木光司「地球を走る」、村上春樹「辺境・近況」

アメリカ横断 我ら夫婦ふたり旅 作者:山本 あり 産業編集センター Amazon 山本あり「アメリカ横断我ら夫婦ふたり旅 14days」が、面白かったです。 車と寝台列車を使って、夫婦でアメリカ横断。 ロストバゲージからはじまり、ロサンゼルスでの野球観戦、ラス…

好きな小説10選  

はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選」より。 アイウエオ順に並べてみます。 ・有栖川有栖「ダリの繭」 ・池澤夏樹「マシウス・ギリの失脚」 ・伊坂幸太郎「あるキング」 ・岡田淳「こそあどの森の物語」 ・恩田陸「ドミノin上海」 ・クラフト・エヴィ…

走ることについて書いている本を読みました。~ 角田光代「なんでわざわざ 中年体育」、三浦しをん「風が強く吹いている」、村上春樹「走ることについて語るときに僕の語ること」

さて、新年度最初の更新です。 運動会とか体育の授業とかで、走ることはこれまでも それなりにありましたが、それを「楽しい」と思ったことは ほとんどなかったように思います。 苦しくて口で息をしてしまい喉が痛くなる。 脇腹が痛くなる。汗が吹き出る。 …

くらやみについて書かれている本を読みました。~村上春樹「騎士団長殺し」、茂木健一郎withダイアログ・イン・ザ・ダーク「まっくらな中での対話」

「光の99,965%を吸収する物質」というものを、ネットで見かけました。 ペンタブラックと名づけられたそれは、ほとんど光を反射しないので、 物があるというよりも、 ただ切り取られた暗闇があるようでした。 それがとても印象に残ったので、 今日は「くらや…

「嘘」が印象に残る本を読みました。

今日は4月1日、 ツイッターなどでも、楽しい嘘が振りまかれています。 だから今日は、それにちなんで「嘘」が印象に残る 本を紹介します。 まず浮かんだのは、こちら。 風の歌を聴け (講談社文庫) 作者: 村上春樹 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2004/09/1…