唐桃の読んだもの。

読んできた本や漫画を、徒然に紹介していきます。

イスラエルに関わる本を読みました。~ナタリー・ベルハッセン/ナオミ・シャピラ「紙のむすめ」、大桑千花「エルサレム・クロック イスラエルの春夏秋冬」、浅暮三文「似非エルサレム記」

イスラエル、とちょっと検索してみると 物騒なニュースがたくさん出てきますが、 それはあくまで一面で、 美しいところ、楽しいところもたくさんあるのですよね。 今日は、そんな本を紹介します。 これは、飯田橋近くにある印刷博物館での企画 「世界のブッ…

歌や句の本を読みました。~正岡子規・天野祐吉「笑う子規」、倉阪鬼一郎「怖い俳句」、西加奈子・せきしろ「ダイオウイカは知らないでしょう」

2018年、初めての更新です。 今年もいろんな本を読んでいきたく思いますので、 よろしくお願いします。 最近は、短歌や俳句の本を読むようになりました。 とはいえ詩の歴史は長いので、 それだけではおもしろさがわからないものもあります。 わかりやす…

夏目漱石の本を読みました。~いとうせいこう×奥泉光「漱石漫談」、夏目漱石「行人」、香日ゆら「先生と僕」

2017年は夏目漱石生誕150周年だそうで、 いろんなところでそれにちなんだイベントが行われていました。 この本も、その企画として出版されたものです。 漱石漫談 作者: いとうせいこう,奥泉光,施川ユウキ 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2017…

ミステリーについて紹介する本を読みました。~有栖川有栖「ミステリ国の人々」、東理夫「ミステリ亭の献立帖」

ミステリ国の人々 作者: 有栖川有栖 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2017/05/12 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (2件) を見る 私は常々、ミステリを語るためのより的確で新しい表現がもっとあればいいのに、と思って…

仙台が舞台の本を読みました。~重野なおき「政宗さまと景綱くん」、伊坂幸太郎「仙台ぐらし」

今年は伊達政宗生誕450周年、ということで 仙台を中心ににぎわっていましたが、 この機会にと私も行ってきました。 白石城、松島の円通院、仙台市内の瑞鳳殿に博物館。 行きたいところはもっとたくさんありましたが、 今回行けたのはこのあたり。 テーマ…

中をのぞく、本を読みました。~こうざいきよ「財布の中身」、ヒヨコ舎「本棚」、森皆ねじ子「人が病気で死ぬワケを考えてみた」

財布の中、本棚の中、服の中、体の中。 むき出しにしてお金を持ち歩く人はそういませんし、 服で隠さないといけないところを出していたら110番です。 隠すのは、大切なものだし 人にみせびらかすものではないから。 そして、とても個人的なものだから。 …

岩合光昭の本を読みました。~「ふるさとのねこ」「岩合光昭の大自然100」

先日、 「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち」を見に行きました。 津軽のりんご農家で 春に生まれた子猫の目が6日目に開き、 みるみる大きくなって冬を越す。 りんごの花や実、樹のすぐそばで。 そんな情景が撮られています。 ふ…

猫と俳句の本を読みました。~堀本裕樹・ねこまき「ねこのほそみち 春夏秋冬にゃー」、柳沼吉幸「寺ねこ」、倉阪鬼一郎「猫俳句パラダイス」

俳句のよさは、写真のようなものだと思います。 きりとり方や撮るタイミング次第で、 見慣れた風景でも、初めて見るような新鮮なものとして写ります。 また、思いも寄らぬ言葉の組み合わせで、 イメージが広がることもあります。 そんな俳句の中でも、今回は…

ことわざについての本を読みました。~エラ・フランシス・サンダース「誰も知らない世界のことわざ」、のり・たまみ「へんなことわざ」

誰も知らない世界のことわざ 作者: エラ・フランシス・サンダース,前田まゆみ 出版社/メーカー: 創元社 発売日: 2016/10/19 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る 「言葉は、私たちの頭の中に広がる広大な概念の世界です。 言語の数だけ、そ…

石についての本を読みました。~山田英春「不思議で美しい石の図鑑」、宮田珠己「いい感じの石ころを拾いに」

めのう、水晶、柘榴石、蛍石、ぶどう石等々各種鉱石。 サメの歯、アンモナイトなどの化石に隕石。 それぞれ不思議な色や形で、 綺麗にカットされて磨かれたものとは違う、生々しい魅力があります。 自然が偶然に生み出したものが、こんなにおもしろくなるな…

中国についての本を読みました。~赤瀬川原平「香港頭上観察」、小田空「中国の思う壺」、糸川燿史×中島らも「流星シャンハイ」」

香港頭上観察 作者: 赤瀬川原平 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 1997/06 メディア: 大型本 クリック: 1回 この商品を含むブログ (1件) を見る 香港の町を歩いていくと、 こちらの感覚も何だかイリーガルな領域に踏み込んでいく。 もちろん人々が暮らしてい…

ジャンプする本を読みました。~古川日出男「サマーバケーションEP」、林ナツミ「本日の浮遊」、青山裕企「ソラリーマン」

年を越すとき、ジャンプをすると決めていたときがありました。 重力に囚われるのは、それはもうしかたないこと。 だから飛び上がっているときに、数秒間だけでも 解放されているような気になったのかもしれません。 今日は、ジャンプが印象に残る本を紹介し…

冷たいお菓子の本を読みました。

アイスクリームなら冬でも売っているし、おいしく食べられるけど かき氷は夏限定、という気がします。 今年もかき氷のおいしくなる季節がやってきました。 今日も かき氷 【完全版】 (CASA BOOKS) 作者: 蒼井優 出版社/メーカー: マガジンハウス 発売日: 201…

なろう小説を読みました。

「小説家になろう」というサイトがあるのを、ご存知でしょうか。 日本最大級小説投稿サイトで、 作品の中には書籍やアニメになったものも結構あります。 そのうちの一つが、こちら。 異世界食堂 1 (ヒーロー文庫) 作者: 犬塚惇平,エナミカツミ 出版社/メーカ…

百物語を読みました。

百。 一つ一つ集められた物語は、 百集まることによって、また新しい形が生まれます。 新耳袋―現代百物語〈第1夜〉 (角川文庫) 作者: 木原浩勝,中山市朗 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 2002/06/01 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 18回 この商品を…

日記について書かれた本を読みました。

日記をつけることは、自分のそばに、 自分とは少しだけちがう自分がいることを感じることなのだ。 日記をつける (岩波現代文庫) 作者: 荒川洋治 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2010/11/17 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: 36回 この商品を含むブロ…

ベトナムでの本を読みました。

ベトナム犬の街かど 作者: 新美敬子 出版社/メーカー: 文春ネスコ 発売日: 2003/02 メディア: 大型本 この商品を含むブログ (2件) を見る 昨年台湾に行った時、 雑踏の中に、犬がトコトコ歩いていたのが印象に残っています。 お店の前で、微動だにしないシェ…

バナナワニ園の出てくる本を読みました。

先日、バナナワニ園に行きました。 伊豆半島の熱川にある、140頭のワニと4000種類の植物がみられる 動植物園。映画「テルマエ・ロマエ」の撮影も行われたそうです。 ひなたぼっこしている大人ワニはおきもののようで、 子ワニは水を流してあるプール…

ヒグチユウコさんの本を読みました。

先日、南青山の「TOBICHI」に行ってきました。 ここは、ほぼ日刊イトイ新聞の 「店舗でありギャラリーでありイベント会場でもある」 おもしろい場所なのですが、 そこでヒグチユウコさんの原画展が行われていたのです。 初回限定版 BABEL Higuchi Yuko Artwo…

見ても楽しい、和菓子の本を読みました。

家の近くにある小さな和菓子屋さんにも 桜もちが並び、お花見のお供として楽しんでいます。 それにしても、餡を生地に包む、あるいは甘い生地を形にするという シンプルといってもいい過程から、 実に多くのバリエーションが生まれるものだと思います。 それ…

「嘘」が印象に残る本を読みました。

今日は4月1日、 ツイッターなどでも、楽しい嘘が振りまかれています。 だから今日は、それにちなんで「嘘」が印象に残る 本を紹介します。 まず浮かんだのは、こちら。 風の歌を聴け (講談社文庫) 作者: 村上春樹 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2004/09/1…

妖怪が出てくる本を読みました。

京極夏彦の「鉄鼠の檻」コミカライズを(今日)知ったので、 それにちなんで今日は妖怪の本を紹介します。 ろくろ首の首はなぜ伸びるのか―遊ぶ生物学への招待―(新潮新書) 作者: 武村政春 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2012/09/07 メディア: Kindle版 …

本を読む本を読みました。

時間のかかる読書 (河出文庫) 作者: 宮沢章夫 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2014/12/08 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る 振り返る人はたいていの場合、「振り返っている自分」に酔いがちで、見ているほうは「勝手に振り返れ」と…

ピアノを奏でる本を読みました。

小説を読む、ということは音楽を聞くことに似ているかもしれません。 ページをめくるたびに言葉のイメージがふくらんでいき、 おもしろい本を読んだなあ、と満足して息をつきます。 蜜蜂と遠雷 作者: 恩田陸 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2016/09/23 メ…

昆虫についての本を読みました。

新しい発見をするたびに、情報は多様に変化していく。 秘密を解き明かすたびに、これまでのことが違っていた ことに気づかされる。 だから、これまでに学んでいたことの上に学ぶのである。 ミラクル昆虫ワールド コスタリカ 作者: 西田賢司,ナショナルジオグ…

きのこについての本を読みました。

きのこって、いいですね。 食べておいしいのはもちろん、じっくり見るとフォトジェニックで、 作り物のような感じもします。 とくに、スーパーではほとんど見ないようなきのこなら、尚更です。 少女系きのこ図鑑 作者: 玉木えみ,飯沢耕太郎 出版社/メーカー:…

鳥についての本を読みました。

北風も冷たくなってきたこのごろ、 もうすぐ2017年になると気づけば 毎度のことながら1年は早いものだと思います。 そういえば来年は酉年、今回は鳥についての本を紹介します。 太郎さんとカラス 作者: 岡本敏子 出版社/メーカー: アートン 発売日: 2004…

金魚の本を読みました。

人ではないもの、生きていないものを生き物の形にしたりするのは 最近始まったものでもありませんが、この本もその1つでしょうか。 好きなサイトで紹介されていて、ずいぶん前から気になっていたのです。 蜜のあわれ・われはうたえどもやぶれかぶれ (講談社…

お酒についての本を読みました。

お酒をおいしく飲める、とは 舌が適度に鈍くなったということかもしれません。 そういえば、カレーも小さいころは甘口ですら十分辛かった。 さんまのワタは苦くて食べられなかった。 昔のことですが。 とはいえ、お酒にもいろいろ種類があるのは周知のところ…

ダリについての本を読みました。

国立新美術館では12月12日までダリ展開催中です! 仕事休みの平日に行ったのですが、やはりダリ人気はすごい・・・ しかし、ここで見ないでいつ見る! と、列に並んで、端から見てきました。 実物の絵は、想像以上に小さかったり大きかったり、 何がそこまで…